社労士としてのポジショニングを、中小企業の採用とした。
2025年の大学新卒の求人倍率は1.75倍。これが300名未満の企業に至っては6.5倍に跳ね上がる。
もはや人手不足や採用難は、中小企業経営者にとっては死活問題になりかねない。
自分自身、過去様々なシーンで採用に取り組んできた。その経験を活かし、さらに研鑽を積んでいきたい。
「小さな会社の採用 お金をかけずにここまでできる」は、参考になる一冊だ。
著者の中谷充弘さんは社労士でキャリコン。ワタシの大先輩となる人。
この本で参考になったのは以下の点です。
1.大前提は、同地域、同業、同職種の賃金水準と同レベル以上にすること。
2.応募者が知りたいことを詳しく書く。(職種・業務内容・応募資格・就業時間・休日・給与・転勤の有無・福利厚生・教育制度)
3.費用をかけない方法(ハローワーク・無料求人サイト・インディードなど)
4.リファラル採用のやり方
5.ハローワークの使い方
6.面接設計・職場体験会・適性検査
なかでも、面接時の質問で、紋切りの志望動機を聞くのではなく、「当社についてご存じのことをすべて話してください」という質問で本気度を確認し、ミスマッチや内定辞退を避ける方法は、なるほどなと腑に落ちた。
お金をかけない方法について詳しく書かれており。経費をかけるのが厳しい経営者にはオススメです。
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