社労士試験 効果的な学習方法~最適な教材はなにか

社労士の学習をするにあたって学習者の一番初めに遭遇する難問は学習方法です。

大きく分けると、資格学校への通学、あまたある通信教育、そして独学。

若かりし頃より、様々な方法や教材を試してきましたが、8年連続受験の最後2年間にたどり着いたのはユーキャンの通信講座でした。理由は

  1. テキストのわかりやすさ、持ち運びのしやすさ
  2. 問題集の量、解説のわかりやすさ、持ち運びのしやすさ
  3. デジタル教材の使いやすさ、モチベーションアップの仕組み
  4. 価格の安さ
  5. 講師陣の丁寧な解説

があげられます。

それまでの6年間はもっぱら大原簿記学校で、通学コースから始まって、通信講座、資料通信、社労士24など、途中でテキストや教材のテイストを変えたくなかったので同じ学校のものを継続して利用していました。

7年目に入って、目先を変えてみようと思い立ち、ユーキャンに切り替えました。理由は初学者でも合格者を出している実績と、デジタル教材の充実、そしてなんといっても価格の安さでした。

ユーキャンの良さを上記の5つの理由で述べてみます。

テキストのわかりやすさ、持ち運びのしやすさ

大原の教材はB5版という、週刊誌と同サイズ。テキストの情報量は充実していて、黒の活字と目にやさしい青の配色も気に入ってました。どうせ学ぶのなら詳しく学びたいなどとも考えてました。

一方でユーキャンは一回り小さいA5版。電車の中でも小さく読めるし、試験が間近になると全教科を回転して学習する必要から、全科目のテキストを持ち運ぶのにとても助かりました。情報量は、とてもコンパクトにまとまっていて、枝葉は問題集で補完する形。コンパクトにまとまっていることが全体像を把握しやすく、範囲が広く、他の科目との横断学習が必要な社労士の学習には向いていると思いました。また、資格専門学校は、教材がばらばらと送られてくるのに対して、ユーキャンは一度に全科目の教材が送られてくるのも複数年受験者にとってはありがたかったです。

問題集の量、解説のわかりやすさ、持ち運びのしやすさ

問題集は、科目の単元ごとにまとめられた「テーマ別実践問題集」と過去5年間の試験問題が掲載された「過去問攻略集」。これもサイズはA5版のため、通勤の社内でも広げることができます。また解説も丁寧でわかりやすく感じました。結局、この問題集を何回転させるかに学習の焦点を定めていたので、携帯性の高さは重要で、いつも、どこへでも手にもって歩いていました。

デジタル教材の使いやすさ、モチベーションアップの仕組み

最終的には、紙の教材に論点や自分の気づきをメモすることに重点を置きましたが、テキスト読みの初期では、単元ごとにある動画や確認テスト、そして上記の二つの問題集がスマホでできたことは良かったです。また、進捗度合いに応じて、他の受講生との比較や、達成に応じてもらえるバッジは、ささやかなモチベーションにつながりました。

価格の安さ

いろいろ教材を調べたが、ユーキャンが最安値ではなかったでしょうか。

それでもユーキャン1回目は、受講中に来る様々なオプション講座を利用し、総額は本講座の金額の倍近い金額になってしまいました。。2回目の最終年度は、本講座と模擬試験しか利用せず、8年間で一番費用をかけない年となりました。

ここも大きなポイントですが、1回目の不安からくる教材の追加は、結局学習の濃度を下げることになりました。2回目の、限定した教材で基本学習を繰り返し行うことが、範囲の膨大な社労士試験には合っていると思います。

講師陣の丁寧な解説

通信講座なので、基本的に人的な交流はありませんが、質問にはベテランの講師陣がメールで回答してくれます。この回答が秀逸でした。

専門学校の時も通信で質問をしましたが、どちらかというと紋切り型の回答で、ネットでも書かれているような内容が多かったように思いましたが、ユーキャンの回答は、生の声で詳しく回答いただき、理解が深まりました。さすが通信教育のみでここまで大手になったユーキャンの講師陣は違います。メールの回答にもおそらくユーキャンのノウハウがあるのだろうと思いました。

以上、私の8年間の学習方法、教材についてお伝えしました。

教材、学習方法は人によって相性もありますので、少しでも参考になれば嬉しいです。

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