2024年をふりかえって〜合格通知がやってきた

2024年10月14日。勤めから帰宅すると社労士試験の成績通知書が届いていた。

すでに10月2日のWEBでの合格発表で、受験番号を確認していたが、自分の名前が入った通知書で合格の2文字を確認することができた。厚労大臣の署名が入った合格証書は、内閣解散があったこともあり遅れて10月の23日の到着となった。

受験8回目(正確には8回連続で、その前にも2度ほど受験していた)の合格だった。

前年は、択一で労働一般の足切りに引っかかり1点に泣いた。膨大な暗記科目の中で5分の1点で失格となる試験に、ただ無力感を感じた。勉強から遠ざかり、もうやめようと思った。すでに58歳となっており、学習にかける時間をもっと他の事に有意義に使うべきとも考えた。

そんな時、妻から一言「もったいないからもう一度やってみたら」と声をかけられた。

そう、この7年間にかけた時間と費用は相当なものとなる。でも、また一年無駄になる可能性もある。歳とともに忘却曲線のカーブは容赦なく、激しい急カーブを描いている。

しかし、学んだことは少なからず仕事に役立った。身も助けた。よし。知識のメンテナンスをかける目的で最小限の費用と時間でもう一回だけやってみようと決めた。

教材は,前年から切り替えた安価なユーキャンとして、再度申し込みした。

そこから一年。

勉強法は、今までの中で一番シンプルだったと思う。講座以外の費用は模試のみ。

それで臨んだ8回目の本試験。やり切った感はあったが、手ごたえを感じていた労基法が自己採点で最悪の点数だったこともあり、ああ、今年もダメだったと諦めの境地となっていた。

その後、各予備校が、試験の正誤判定と合格予想の発表をはじめた。自己採点の結果はボーダー。足切りはない事を確認し、合格発表まで悶々とした日々を過ごした。

そしてWEBで合格を知る。職場で仕事中に厚労省のサイトをのぞき込み、ひとりひっそりとガッツポーズをとった。

そこから、がらがらと人生プランが動き出した。

59歳。定年前。社労士合格。天はなぜこのタイミングで私に合格通知を送ったのかを考えた。

やれ。という事だと思った。

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