ポリシーとはいわゆる行動指針である。
道に迷った時、対極の選択を迫られたときに自身の判断の拠り所となるもので、ワタシのジンセイ方針。
ここは、ワタシが学生時代から親しんでいる少林寺拳法の思想によって立ちたい。
少林寺拳法の開祖である宗道臣は、戦後の日本を復興すべく、将来を担う若者たちに少林寺拳法を通した国づくりに人生をかけた。
ワタシ自身は学生時代の4年間、そして子供と一緒に再開した40歳過ぎからの20年ばかり、その片隅に身をおかせていただいている。
その稽古の始まりには、座禅を組んで開祖の説いた経典を皆で唱和する鎮魂行がある。
その中の「道訓」に、人として尽くすべきこととして「仁、義、忠、孝、礼」をあげ、これが為されていなければ心はすでに死んでいると説いている。
今まで何回唱えてきただろう。改めて自身の足で立つとき、新たな言葉を探すのではなくこの言葉をポリシーとしたい。
仁・・・利他の精神。思いやりをもった行動をする。“はたらく(ハタをラクにする)”
義・・・人のために筋を通して実践する。勇気をもって行動する。真善美。
忠・・・誠実さ。まごころをもって行動する。
孝・・・報恩、感謝の心をもつ。
礼・・・社会規範を守る。礼節を重んじる。
人としてとても当たり前のことだが、できていないことが心当たる。
実践することで、心を活かしていきたい。
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