国家試験ともなれば1年に1回の大勝負が多く、長期戦が必須となります。
長期戦の中でいかに学習のモチベーションを保っていくかは、合格を勝ち取る上では一番重要な要素かもしれません。
私の場合は、学習時間を早朝に設定していたので、まずは起きることがすべての始まりです。起きてしまえばやることは決めていましたので、あとはやるだけです。
お酒を飲んだ翌日や、寒い日の朝などベッドから抜け出すのは至難の技で、まさに自分との闘いとなります。
私の場合は、3つの仕掛けで布団から抜け出していました。
一つ目はモーニングコール。音楽です。朝から気合が入る自分のテーマソングをスマホのモーニングコールにセットして耳から覚醒です。いくつか候補がある中で一番のお気に入りは竹中ピストルの「俺のアディダス」。「走りだし続けろ。変わり続けろ。裏切り続けろ。応え続けろ。」というシャウトはベッドから這い上がらざるを得ないインパクトがあります。
二つ目は、言葉。たった今、この一瞬の一念というもの以外には何もなく、この一念一念の積み重ねこそが一生といい、今このときを懸命に生きることが望ましい未来につながると説いた「葉隠れ」の「一念、一念、重ねて一生」という言葉。呪文のように念じることで目が開きます。
最後は、ビジュアル。壁に張られた、売れない時代に自分の身長を超えるボツ原稿を積み上げたという北方謙三氏の日本刀を掲げた写真。横に「継続、ひたすら継続」と書かれており、ストイックな生きざまを想像して頭が動きだします。
上記の行動は、意識して始めたものではなく、8年間の勉強期間のうちに自然と習慣化されたものです。
みなさんにも、元気をもらえる音楽。勇気づけられる言葉。尊敬できる人物の存在を持っているはずです。資格試験の王道は「継続は力なり」です。継続するための自分の黄金パターンを見つけましょう。

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